怒涛の如くブログを更新しております。
1月半ばまでに更新が少なかったのは
のんきに餅のように休んでいたから
なのですが
※この深刻な話題のあいだに
↑ モチの絵を見るとかなりほっこりします…
1月終わり以降に更新が少なかった理由は
実はこの事件について色々と考えたり
感じたりすることが多すぎたからでした。
ブログには、
皆さんの気分を暗くしたくなく
楽しい事を掲載したい
だけど、1月終わり頃から
どうにもそれが思うように出来ず
モンモンとしていました。
今日になって、モンモンが邪魔して
いつまでもブログを思うように
書きたくても書けないくらいなら
いっそ、書きたい事を
書いてみようと思いました。
当サロンのクライアント様には
学校関係者の方や、行政関係者の方
スクールカウンセラーの方なども実は
多くいらっしゃいます。
そうした方々にも
リアルサバイバーかつ
心理カウンセラーでもある
私の経験が
何かの参考になれば
本当に有難く思います。
本当に、当事者で無いと
分からない事があるのです。
そして当事者が潰れないで堂々と
大人になって専門知識有りの状態で
声をあげられているケースも稀です。
だから自分の役割だと思います。
上記記事の続きです。
今回の事件では
心愛ちゃんの生前、心愛ちゃんの身体に
「痣が有るか無いか」が親元に帰す
判断材料の1つになった時がありました。
日本経済新聞記事
でも、後から死亡した心愛ちゃんの
身体からは服の中に隠れた所に
見えない所に痣が多数残っているのが
見つかったとのことでした。
毎日新聞記事
モンスター的な虐待者は
発覚を恐れ、服から出ない所を
狙って、叩き続けます。
そしてもっと狡猾な場合は
痣が出来ないギリギリの強さで
何十分も馬乗りになって
服から出ない所だけを
執拗に毎日、10年でも、
殴り続けます。
される側には
身体に痣は残らなくとも
心に根深い痣が生涯に渡って
残り続ける経験です。
モンスター的な虐待者の
やる事、考える事は本当に、
普通ではありません。
健康な思考の方の
想像の範囲を超えています。
自分に、罪が問われない
発覚しないギリギリの範囲で
永遠に晴れる事の無い、病んだ
うっぷんを晴らそうとするのです。
だから
見た目に痣が無い=虐待が無い
等と言う判断材料には
微塵もならないのです。
どうぞこの事がより広く
現場で子供たちと接する方々に
浸透しますように。
小さな子供が親との不仲を訴えたら
殴られることがあるかどうか
言葉でどんな事を言われるのか
(心理的虐待があるか否か)
それらの頻度、回数、いつから
(何年前からなのか)などを
詳しく聴いて記録して下さい。
私はこれを聞いてくれる大人は
子供の頃に周囲にいませんでした。
大人になってから、分かったんです。
単に「殴られた」としか
言わなければ周囲は
虐待であることに気づかず
具体的に詳しく
頻度、年数と言った客観的な
数字を口にすると初めて
深刻な虐待であると言う事実が
周囲に伝わると言う事を。
子供だった頃の自分の頭には
分からなかった。
だから、詳しく聴いてあげて欲しいのです。
また、どんな親でも
子どもにとっては
自分を愛して欲しい対象です。
だから虐待されている子供が
親から離れたがらないかも
しれないし、
親への愛情を示す事も
あるでしょう。
しかし、それも虐待の有無を
判断出来るものではありません。
まして子供の安全が
保障されるかどうかを
判断できる物でもありません。
一説には、虐待された子の方が
親を愛する気持ちが深くなると
言われます。
(見捨てられる恐怖にさらされて
いる分、より親に対する慕う気持ちが
強くなるのです。)
現場の方は対応が大変な事と思います。
でも少しでもこの事をどこかで
覚えていて頂けたら有難く思います。
全ての人が
平和で幸せでいられますように。
終わりに
総合ヒーリングスクール・サロン・ショップ
Power Of Florece
オーナー&代表ティーチャー 大矢満登香 HP