心理カウンセリング+占星術・数秘・レイキ・キネシオロジー等/心の癒しと回復の専門家/大矢満登香のブログ

肩の力を抜いて、頑張り過ぎずに、ゆるやかな心で、自分の事も、大切な誰かの事も、大切にして生きて行きたい貴女へ。

千葉県野田市の事件について虐待サバイバーとして思う事(3)モンスター的な人について学んで行く必要性。

 

madoka.hateblo.jp

 

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上記の記事の続きです。

 

今回の事件で争点となっている事の1つに

威圧的な父親の態度に心理的に負けて

 

心愛さんのアンケートを

父親に渡してしまった

野田市教育委員の職員の方について

 

当然ながら、かなりの

批判が上がっています。

 

有ってはならない事であり

この事が虐待の激化を呼び

心愛さんの命が失われた事に

繋がったと見る流れは当然の事でしょう。

 

 

しかし、個人を批判する「だけ」では

今後の再発防止に繋がらないと

言う事が出来ます。

 

 

 

私はそのモンスター的な人が

どれ位の破壊的な負のエネルギーで

全力で向かって来るか身を持って

 

(非虐待児の立場を始め

他の経験も含め)

何十年も経験をしています。

 

 

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結論から言えば、

 

余程、強靭なメンタルと

 

精神疾患、特に

人格障害に関連する疾患を持つ方への

長年の応対の経験

 

攻撃性が高いパーソナリティへの

長年の応対の経験

 

そして脅迫して来る人間に

対して応対するだけの

法律的な知識

 

弁護士、警察組織の後ろ盾

 

等が無い限り

 

児相担当者が

客観性や冷静さを保ったまま

応対する事は困難な事と思われます。

 

 

 

モンスター的な人が今日本社会に

どれくらいの割合で存在するのかは

正確な所は不明ですが

 

例えばこの書籍、

「良心をもたない人たち」

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アメリカの心理学者マーサスタウト氏の

研究では、アメリカで25人に1人。

 

日本では、それよりは

少ないと言ったところでしょうか。

 

もしも、仮に、

かなりおおまかな

主観的な推測になりますが

 

日本における攻撃性の高い

モンスター的な人の割合を

50人に1人だと仮定した時

 

社会全体の仕組みは、

モンスター的では無い49人の

穏やかな人の感覚に

 

おおむね合わせて作られている

と言えます。

 

49人の平和な人がいる街に

たった1人のモンスター的な人が

やって来る。

 

その街の既存の制度では、

そのモンスター的な人の

破壊行動の抑止も防止も

困難です。

 

 

大多数では無い、少数だけど

 

たった1人で膨大な

破壊的なエネルギーをもたらす

モンスター的な人が

 

確かに何十人かに1人はいる

そしてそのせいで命を落とす人がいる

 

と言う事を分かった上で

法律、制度、各行政機関の提携

心理学や精神医療に関する

専門家による研修の導入・強化など

 

総合的に変えて行く必要が

あるのだと思います。

 

 

 

先ほど、

 

余程、強靭なメンタルと

 

精神疾患、特に

人格障害に関連する疾患を持つ方への

長年の応対の経験

 

攻撃性が高いパーソナリティへの

長年の応対の経験

 

そして脅迫して来る人間に

対して応対するだけの

法律的な知識

 

弁護士、警察組織の後ろ盾

 

等が無い限り

 

児相担当者が

客観性や冷静さを保ったまま

応対する事は困難な事と思われます。

 

と書きましたが

 

 

児相や学校に必要な事は

 

職員が健全で強いメンタルを

維持出来る位の労働環境と研修

 

(今の過労死も懸念されるような教職員の

労働環境ではゆとりある応対は困難です。) 

 

精神疾患、特に

人格障害に関連する疾患を持つ方や

攻撃性が高いパーソナリティへの

専門的な応対を学び続ける機会

 

脅迫して来る人間に

対して応対するだけの

法律的な知識の研修

 

弁護士、警察組織の後ろ盾

 

を全て、強化して行くことでは

無いでしょうか。

 

 

これについては児相に

「ちゃんと仕事しろ!」と

感情的な怒りのクレームを

入れるより

 

政治家さん方の事務所なども含めて

公の機関に意見提案として

ご連絡した方が効果がありそうです。

 

 

 

 

ちなみに余談ですが

私も昔、児相では無い、ある組織に

 

「すみません、今、殺されそうです、

助けて下さい、、、」と本当に勇気を

振絞って、命からがらの中、電話した所

 

「ごめんなさい、今の法律では

こちらでは助けられないんです」と言って

電話を切られた事があります。

 

※せめて警察に電話すると

いいと教えて欲しかったですが。

 

 

たまたまその日、殺されなかったから

ニュースにならなかっただけで

こんな事は本当によく起きているの

だと思います。

 

他にも、大人になって

心理ケアの活動に従事し、

クライアント様方の経験を伺う中で

 

「人命が最優先と言う観点が

今の日本社会からは

本当に残酷な事に

抜け落ちている所がある」

 

と感じる事があります。

 

 

人命が最優先。

 

当たり前の事を、

今、あらためて心ある大人たちで

謳っていく必要があるのかもしれません。

 

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個々人の幸せ、大事。そして優しさや

健全な良心を、少しずつ、持ち寄って

皆が幸せな社会を、作って行きたいと

望みます。

 

 

続き

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終わりに

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