3月の始め、AMMAっ子仲間のCさんが
次のAMMAのメッセージを
シェアして下さいました。
(Cさーん、見てますかー?)
AMMAの書籍からの抜粋です。
2回に分けてお届けします。
むかし
「 いつくしみを生きる 」
という題で本を書いたマハートマがいました
出版費用を捻出するために
知り合いを訪ね
知人らも援助に同意しました
ところが
いざ原稿を出版しようという段になって
自分の村で飢餓が起こり
多くの人が死にかけました
彼は一瞬の迷いもなく
貧しかったり 飢えていたりする人たちを
食べさせるために印刷代を使いました
お金を出した人たちは腹を立てました
彼らは
「何てことをした
どうやって本を印刷するつもりだ
貧乏や飢えはよくあることだ
生まれるのも 死ぬのも
この世では日常茶飯事だ
天災があったからといって
そこまでの金を使うとはまともじゃない」
マハートマは
何ひとつ言いませんでした
ただ微笑んだだけでした
しばらくして
マハートマは
同じ人たちの所にきて
もう一度 本の印刷の話をしました
さてとは考えたものの
彼らはお金を差し出だしました
しかし
本を印刷しようという前日に
今度は大きな洪水が起きました
数多くの人が死に
それより多くの人が
家や財産を失いました
マハートマはふたたび
被災者を助けるために
お金を使ってしまいました
支援者たちは前よりももっと憤慨し
マハートマに言い立てました
けれども
彼は動じませんでした
ただ
微笑んだだけでした
そんなこんなにも負けず
マハートマは
ようやく本を出版しましたが
その題名が
「 いつくしみを生きる Ⅲ 」
となっていたので
これを見た支援者は
かんかんになって問い詰めました
「 ちょっと あなたはサンニャーシだろう
真理を守る人間じゃないのか
なんだってこんな嘘をつく
どうやってこれが第三巻になる
一巻と二巻を出してみろ
俺たちをからかおうってわけか? 」
マハートマは微笑んでいました
「 いいですか
これが本当の第三巻です
第一巻は
村が飢餓に苦しめられたとき
第二巻は
多くの罪のない人たちの命や財産が
洪水で流されたときに出ました
この最初の二巻は
いつくしみを
現実的な次元で
いかに実行に移すかを語ります
みなさん
本は生のない活字に過ぎません
生きている人間が
助けを叫んでいるとき
彼らを岸に上がらせようと
心ある手を差し出すことができなかったら
いつくしみを書いた本に
何の意味があるでしょう? 」
私はこれを読んで
誰がなんと言おうと「ダルマ」を
歩こうと、あらためて思いました。
「ダルマ」とはインドの言葉で
直訳すると義務と言う意味ですが
私は
自分の魂が求める
大いなる善の道
と解釈しています。
決まりや規則や常識はあるけれど
それよりも時に大切で
場合によっては、
優先される必要のあるもの。
誰かを守るものや、
誰かのベストになることを。
それをして行きます。
🍎心理カウンセリング&
総合ヒーリング・スクール・サロン
Power Of Florence
オーナー・代表ティーチャー 大矢満登香 HP
http://www.bi-ji-n.co.jp/florence7pc/index.html